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イタリア ローマ 海外事情

魅力はカオス?ローマについて感じたこと

こんにちは、今日は珍しく少し日照りがあってちょっと暑いですね。これでも去年の暑さに比べると全然マシなので、去年の暑さはやはり以上だったので今年の暑さはお手柔らかにしてもらえたらなーと思います。笑


ちょっと、画像の用意がうまくできていないので、バチカン美術館はちょっとまた後日にします。少々お待ちください。なので、今日はローマに滞在してローマを観光して感じたことについて書いて行こうかと思います。

今回行った旅の中で1番僕が街の雰囲気の中で興味深かったのは、今書いている「ローマ」が興味深かったです。なんで興味深いか、と言うとこのローマという土地が良い意味でも、悪い意味でも

「昔も今も変わらず『ローマ帝国』であり続けている」

と感じたからです。

上記の写真のように車や家屋、観光地の栄えた様子や商業施設など現代の暮らしの姿もありながら、

このように、街中に多くの遺跡やコロッセオ、パンテオンなどが突然現れる古き時代と現代の混合を目の当たりにします。しかも、それが双方が双方を邪魔せず、それぞれのあり方を認めたまま、そこに佇んでいるように僕には感じられました。この文章の上の1枚壁の隣に路上駐車の車がたくさん並んでいる写真があるかと思います。そこの壁のただの壁ではなく、古代ローマ時代に使われていた当時の水道がそのまま残っているのです。生活の中にも、歴史を感じるポイントがそこやかしこにあるのが、日本ではあまり見られないことかなーと思います。

そういう意味で時代の混合がよく表れているカオスな(混沌とした)空間だなあと感じました。

(ここはローマ・テルミナ駅の近くの高架下?車が通るトンネルです。)

少し写真がわかりにくいですが、恐らく路上生活をしている人の荷物が置いてあります。あんまり書いていませんが、海外ではどこにでも路上生活をしている人がいます。もちろん、ローマでもたくさん見ました。もしかしたら1番多く見たかもしれないくらい見たかもしれません。道路の途中で毛布をほっかむりしながら横になっている人の横を通ることもあり、寝てるんだよな…?死んでないよな…?と少しビクビクしながら歩いたことが何度もありました。観光地や駅など駅で行き交う人々との姿の対比があまりに痛ましく印象に残っているのかなーと思います。

写真の側のローマ・テルミニ駅は、ローマの中央駅でとっても栄えています。観光客や働いている人達の活気で溢れているのですが、少し傍らの道に入ると、厚手の毛布を敷いてそこで寝ている人がいます。それが駅のそばの道ではなく、駅へ続く道の一角、土地的には駅の所有権であろう場所にいる方がいます。寝ている人もいれば、ケガをしたのか、包帯を巻いて物乞いをする人、鼻が折れて近くの従業員さんと話をする人、犬2匹と座り込んで物乞いをする人。あげだしたらきりがありません。栄華を誇り、華やかな姿がある一面、貧しく生活をすることすら苦しそうな人達がその華やかな場所から一歩外れるとそこら中にある、という現実の非情さもひしひしと感じました。

きっとこの姿は、古代ローマでも、貴族や王族は華やかな生活を送り、市民や奴隷の人などは苦しい生活を送ったりしたんだろうなと思うと、今も昔も一緒なのだろうと思いました。あまりにも対照的過ぎるので、違いが大きく感じられます。それが僕にはとても興味深かったです。危険には巻き込まれたくないですが、何かが起こりそう、何でも起こりそう、そんな雰囲気が僕にはとても刺激的で1番ワクワクしたのはローマだったかもしれません。

ですが、これも僕が観光者、そこで生活をするものではない、またある程度生活に余裕があるがゆえに、思えていることかとは思うのですが良い経験ができたなと思います。個人的には、観光地の綺麗なところだけではなく、その土地や国の現実的な姿を見ることができたのもすごく収穫だったなと感じます。その両方を知ることでより現実の理解が深まるように思うので。


と!いうことで!今回はローマ全体の印象を書いてみました。こんな事を書いていながら、ローマでの滞在期間は4日程度なんですが。笑 もし、興味を持たれた方がいたら、現地に行ってみてください。僕とはまた違った印象を受けるかもしれません。それもきっと面白いはずです。人によって、感じることは違うと思うので。きっかけになってもらえたら嬉しいです。

それでは、今回はこのへんで!また次回!!

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