こんばんは、なんだか天気が優れない日が多いですね。暑さもマシにはなるのですが、なんとなく気分も晴れない日が多くなってしまうような気もします。ややこしいものですね。笑
さて、それでは時間的には今日の日付が変わってすぐに投稿しましたが(ほぼ)昨日の記事の続きを書いていきます。
あのあと、対策をしてから再度探しているとミュージアムパスの売っているところを見つけて、買うことが出来ました。(上の写真は近くにあったお店通りとお店です。売っていたところは下のお店とは違うお店でした。)結局、乗ってきた地下鉄の出口の近くのところでした。支払いをカードでしようとすると、手数料が1.5ユーロ掛かるよ、と言われたのですが、この後も何に現金がいるのか分からなかったので、カードで払いました。
ネットで見ていた情報では、記名と使い始めた日の記入が必要とのことだったのですが、どこにも記入できるような場所が見当たりません。という事で、インフォメーションカウンターがあったので聞いてみると、いらないよ、と教えてもらえたのでそのままルーブル美術館に向かいます。
僕が入ったのは、地下鉄から通じている地下からの入場ゲートでした。地上からのアクセスは長蛇の列が出来やすく、1時間から並ぶなんてザラにあるという事だったので、比較的列が出来にくい地下からのアクセスにしました。列はあったのですが、10分ほどで入場することが出来ました。入ってすぐのところはスタイリッシュなお土産コーナーがありました。なかなか高級そうなお土産品の数々が並んでいました。
地上から見える透明なピラミッドは中から外を見ることが出来て、アートな感じをすごく受けました。中はとっても広く、階数は3階建てにプラス地下2階がある上に、ジャンル分け?、建物が3つに分かれていて、リシュリュー翼、シュリー翼、ドゥノン翼と3つの美術館が1つになっていると言っても良いくらいの規模になっています。振り返って思いますが、見て疲れるというのもありますが、ルーブル美術館は移動も大変疲れました。笑
入って展示コーナーに向かっている途中に長蛇の列が出来ているところが出来ていました。どうやら、音声ガイドの列のようだったのですが、なんと音声ガイドがニンテンドー3DSを用いてするというものだったんです!すごいですね!公式の音声ガイドにゲーム機が使われるとは...。ゲーム好きとして、なんだか嬉しいですね。
最初に向かったのは、ドゥノン翼だったと思います。ドゥノンってなんだか音の響きがかっこいくないですか?笑
吊るされたキリストの彫刻ですかね。少し安らかな表情に見えます。経年劣化などでしょうか、色の劣化もそれはそれで歴史を感じ、僕は結構好きです。
近くでは学校の遠足?もしくは見学もしていて、世界的な美術館に気軽に来れるその様子に羨ましく感じました。
木彫りのものであったり、聖母マリア像らしき芸術品がありました。彩色もされているのは少し珍しいかなと思います。
これはどなたなのかは、はっきりは分からないんですが、見た瞬間に「えっ、これあの人にそっくりやん?」と思って写真を撮らずに入られませんでした。そうです、あの人。バナ◯マンの◯村さんにそっくりじゃないですか?笑 髪の感じとか鼻の感じとか、バナナ◯ンの日◯さんにしか見えないと思って、絶対記事にあげようと思って撮りました。動機が不純?ですね。笑
これは聖マグダラのマリアの彫刻です。煽情的にたなびいているような髪の垂れる感じや立ち振る舞いなど美しく、また艶かしく見えるのは僕だけでしょうか?聖マグダラのマリア、聖マグダラって何か聞いたことがありますが、聖母マリアと同一人物?違う呼び方というだけ?と思ったのですが、完全に別人らしいですね。イエスに従った女性のことらしいです。
展示に木彫りのものも見られて、感心していました。石彫りのものは他のところでもよく見ていたのですが、木彫りはそれほど覚えがなかったので。(着色されて、木彫りと気づかなかっただけかもしれませんが。)その彫り、造形の細かさに息を呑むものばかりの品々が並んでいます。
こちらも木彫りの磔のキリスト像なのですが、木目や木の素材の感じが痛ましさをより増長させているような印象を受けます。所々割れているところなども、破滅に近づいているいるのが表されているような感じがします。また、木目が人間の皮膚やしわの感じにも見えます。木彫りの作品というのも様々な印象を受けて面白いですね。
こちらの作品の前では、絵を描いている方が見えました。芸術品の数々、模写したりスケッチしたりするには絶好の対象が揃ってますよね。黙々と描いている姿はカッコ良かったです。なお、この方は他のところを見学しに行ったところでも出会って同じように、描いていました。とても熱心な方でしたね。
展示室をつなぐ通路も装飾が細かく、綺麗です。綺麗なのですが、展示をするだけなのにその周りまで着飾る必要があるのかなというのが少し考えてしまうところです。個人的にはそこまで派手にしなくても良いと思うのですが、、、見る分には綺麗だなーと感心するのですが、不必要な贅沢さになっている部分もあるのではないかなーと思ってしまいます。
こちらは有名な「瀕死の奴隷」という彫刻ですね。瀕死の奴隷、というタイトルですが、僕にはどうにも瀕死に見えないんですよねー...昔から。僕が見て感じた通りのタイトルをつけるなら、「恍惚な状態」ってつけますね。(奴隷なのかは知りませんし。笑)僕には、どーうにも瀕死に苦悶で身悶えしているようには見えないんです。むしろ、上から滝やシャワーなどを浴びていて「あー、気持ちいいー」ってなっているようにしか見えません。笑 もしくは、自分なりに自分の美しいと思われるポーズを決めている。そんな状態に見えるので、「恍惚な状態」ですね。作者さんには申し訳ないですが、「瀕死」には思えないです。それは本物を見ながらも思っていました。笑
展示室の中には展示室の奥の方には行けず、手前で間仕切られているところもありました。すぐ上の2枚の写真はその間仕切りの間から撮った写真です。胸像や同じような作品がいくつも並んでいました。これは未完成のものであったり、全ては揃っていない作品のものだったりしたのでしょうかね?雑多においてあるのが物珍しかったですね。
こちらも磔のキリストですね。あばらの浮き具合などかなりリアルです。小人化されてしまったのかと思ってしまうほどに。ちょっと光沢がある感じもなんだかリアルですよね。
こちらはなんだかかっこいい見た目だなと思った彫刻です。タイトルはよくわかりません。笑 なんだかとても中二病チックなかっこよさがあります。顔まで布で覆って隠して、こんな決めポーズ...。患ってますね!ですが、かっこいい!アサシンクリードを思い出します。
こちらは確か彫刻の復元の様子を描いたものだったと思います。かけらが当てはめられてますが、元になる原型も分からないのになんでここまで再現できるのかあらゆる角度からの分析なんでしょうかね...?その技術に感服いたします。
綺麗な通路を抜けると...
ミロのヴィーナスとご対面です。
有名なだけあっってこちらもなかなか展示もVIP待遇。しっかり距離を取るように仕切られています。とはいうものの正直僕はこれに対して何か感じることが大きくあったかというとあまりそうではありませんでした。手がないけど、あったものがなくなったのか、それとも元からないものとして作られたのか、など考えるのは色んな考えが思いつきそうでロマンがあるなーと思いました。あと、案外お腹周り筋肉質な感じなんだなーって思いました。以前の記事で美しさなどのことで上げたかもしれませんが、本物を見たときはあまりそちらに意識は向かいませんでした。たくさん見るものがあって余裕がなかったのかもしれません。笑
これは戦神アテナだったと思います。色んなゲームだったりで、モチーフになっている神様ですね。
不思議な甕?もありました。巨大ですね。
はー、というわけでこれでまだ多分3分の1くらいです。規模が大きすぎるのでPart分けしていきます。毎回今日はシンプルに簡単にいこうと思っているのですが、長くなってしまいます。笑 次回も頑張って書いていきます!
というわけで今回はこの辺で!また次回!