こんにちは、ようやく夏らしい暑さになりましたね。というか、これまでの気候に慣れきっていたので、暑過ぎるくらいです。これでも去年の暑さには及ばないんですから、去年の暑さは凄かったなと思います。今年はあそこまでの暑さにはなってくれない事を祈るばかりです。
さあ、今日は昨日の続きからのサン・ピエトロ大聖堂になります。ここは、昨日も書いた通り
バチカン美術館からそのまま行けるルートもあります。恐らくですが、直接サン・ピエトロ大聖堂に向かう方法もあるのでしょうが、僕はそちらでは行っていないので分からないです。ごめんなさい。
まず、こちら大聖堂の中に続く入口の上部の写真です。白と金の装飾が非常にゴージャスな雰囲気と神聖な雰囲気を醸し出しています。これで入り口なんですから驚かされますよね!
そして、続いてこちらが入口の門です。こちらは閉まっていて入れないのですが、金色のプレートに聖書にあったであろう物語の一部が彫り込まれたものがあしらわれています。扉自体の重厚感にうまくマッチする非常に綺麗な作りですね。その上部には文字が書かれているプレートの上部の装飾もかっこいいですね。王冠と鍵…でしょうか?なんとなくゲームのキングダムハーツに出てきそうなデザインに思います。
こちらは逆に、金のプレートはなく扉の素材は一律で作られているものです。青銅製…でしょうかね?こちらもまた色合いが渋くて非常にカッコいいです。どちらも装飾が非常に細かく美しいですねぇ。
それでは中に入って行きましょう!
入って一番最初に目が引かれるのが、この建築物ですね。天蓋のついたベッドを思い出すなーと思っていたら、今調べてみたら「天蓋」は『教会の祭壇などの上に置かれる覆い』と書いてあったのでこれ自体が天蓋なんですね。勉強になりました。(よくよく考えたら「天蓋」付きのベッドって言ってますよね。笑 この飾り(覆い)が天蓋だろ、とよく考えたらわかりそうな話ですね。笑 ふと思ったんですが、天蓋の「蓋」って「フタ」って字ですよね。天(空)にフタをする=天蓋ってかっこよくないですか?!というか、字の感じがすごくかっこいい感じがするのですが、分かる方いますかね?!多分、中二病なんでしょうが。笑)こちら写真ではなかなか伝わらないかと思うのですが、すっごく高いんです。大人が8人から10人は縦に繋がらないと到達しないだろうなというくらいの高さまであります。まずは、近づいてからその大きさに驚かされます。次にこの天蓋の作りが濃い黒っぽい金属?で大部分を作られている中に、縁の部分などに金色が使われていて、シックさに拍車がかかっていてとてもグッドです…。また周囲は白地の壁が多いのでその中にあるこちらの天蓋は異なる雰囲気を放っており、凛とした佇まいで存在感があります。これだけで何枚も写真を撮ってしまいました。笑
確かさっきの天蓋の真上に位置するところの天井だったかと思うのですが、これまた美しい絵が描かれています。規則的に分けられた範囲の中に、過去の偉人や神様でしょうか、それらが描かれていてこちらも荘厳ですね。中央部にも何かが描かれているのですが、これがまた周囲の天井より、より一層高いので肉眼でもほとんどわかりませんでした。
建物の中央奥には、協会などによくある綺麗な空間がありました。(なんでしょうこの表現の仕方。笑)おそらく日光が差し込んでいるらしく中央部は黄金色に輝いていました。周りの天使たちの装飾や上部の光が放たれているような装飾はあまり見たことがないタイプの装飾で面白かったですね。そして、こちらの中央部、ステンドグラスの美しさを撮ろうと少し明度の調節をして撮ったら分かったのですが、ステンドグラス中央にいるのはハトですね!大きく翼を開いて、羽ばたいている様子を表現しているのでしょうかね。
ハトつながりで、さっきの天蓋に戻るのですが。大体豪華な建築物の裏にも何か装飾があったよなあと思って、見に行ったらこちらにもハトの装飾がしてありました!ハトは自由の象徴であったり、解放された魂の象徴とのことでよく建物の上部に描かれていますね。見つけた時にはやはり!という気持ちで「ウォーリーを探せ!」でウォーリーを見つけた時のようなしてやったり感がありました。笑
こちら僕の中で一番よく撮れたなあと思う写真です。天井も良い配分で写っているなあと自負があるのですが、どうでしょう?ですが、天蓋の一部が写っているのが…。笑 出来れば天蓋も入れながら撮りたかったのですが、角度や両方が中途半端な写りになってしまうので断念しました。
建物内には立派な柱がたくさんあり、そちらには立派な像がたくさん配置されているのですが、その中の一つの写真です。僧侶らしき人がお祈りをしているところなのかなと思うのですが、その傍らには頭蓋骨が置かれています。神聖なところなのにこういったものを置いて良いのかな?とも思うのですが、逆に生の無慈悲さを物語る為に必要なことなのかもしれないから置いてあるのかもしれませんね。他の教会や聖堂でも、時々見ることがありました。
こちらも気に入っている写真ですね。天蓋と中央部の両方を写すことの出来た写真です。こう見ると中央部に向かおうとするものに立ち塞がる4足の生き物のようにも思えます。角度が変わると印象も大きく変わりますね。
こちらはおそらく懺悔室ですね。結構こじんまりとしているので何だか周りの人に聞かれてしまいそうで嫌じゃないかなあと思います。笑
入り口から見て、左側のところにあった門が閉まっていて中には入れず間から撮った一室です。そういえば、どこにもパイプオルガンが見当たらないなーと思っていたのですが、見つけました!笑 それほど大きな部屋ではなかったのですが、天井の装飾が細かいのなんの…。見れなくしてあるのが勿体無いほどでした。窓はあるのですが、少し暗めの部屋でお祈りするにはピッタリの部屋な感じでした。
こちらは入り口近くの天井や絵画ですね。場所によっては入ってくる光の色が違うようで青っぽい光が見えて綺麗でしたね。2枚目の写真の絵画には、中央にいる女性の頭の上に、星が飾られていたのが不思議でしたね。聖なる人の周りに光の輪が描かれていることは結構あったのですが、星が円形に描かれているのはあまり見たことがなかったので、興味深かったですね。
ということで、サン・ピエトロ大聖堂でした!
1枚目の写真はサン・ピエトロ大聖堂周りにいる警備隊の方の写真です。何だか服のカラーリング的におもちゃの兵隊みたいな可愛らしい感じですよね。笑 持っている武器なんかも金属の光沢感があまり感じられず、作り物なのかな?と思ってしまうほどでした。全体的な印象として、きらびやかなで贅沢の極みをここは体現している!という印象でもなく、金や豪華な絵画は使われているのですが、あくまで落ち着いた印象を受けました。豪華さの中にも、厳かさがあるというか…。伝わるでしょうかね?また、光り輝くというよりかは、少し仄暗いくらいの建物内の明るさが意外でした。暗い訳ではないのですが、どこか仄暗い…。神聖で厳かな雰囲気なんだけれども、何か含みがありそうな空間だなー…。というのが僕の印象でした。これは映画の「ダヴィンチコード」や「天使と悪魔」の影響の受け過ぎかな?とも思ったのですが、火のない所に煙は立たない、しなーとも思いました。でも、総本山だけあってここは桁違いの聖堂でした。ぜひ、ご覧になることをお勧めします!!
その後、友達に合流する為バチカン美術館前に戻っていると、あの時騙されたそうになったオフィシャル詐欺の案内人がずいぶんバチカン市国の入り口近くまで来ていました。これに引っかかる人が少ないことを祈りながら友達に合流しました。この日はすごく暑くて2日続けてアイスを買いました。上のチョコミントがそうなんですが、こちらもボリュームたっぷりで大満足!! は、良かったんですが、量が多くお腹が冷えてしまった僕はトイレを求めて急ぎ足でホテルに向かうのでした。笑
そんなこんなで実にボリューミーなバチカン観光でした。世界最小の国とはいえ、見るものの質は高いものが多く満足度が高いです!もし、ローマに行く機会があったら、バチカン市国にも立ち寄る機会を持つことをお勧めします!
というわけで、今回はこの辺で!また次回に〜!