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保育

【私立・公立とどう違う?】企業主導方保育園とは【気になる中身は?体験談】

公立園と私立園があるけど、企業主導型保育園というのもあるの?

それってどんなところなんだろう?

 

 

 

 

現在、僕は企業主導型保育園に勤務しています。

ですが、企業主導型保育園とはどういったものかをイメージできる方は少ないかと思います。

かく言う僕もその一人でした。

ちゃんとしたイメージも持たないまま、

よく勤めることにしたなと言われるかと思いますが、

よく分からないからこそ知ることができるのも面白そうだなと

興味があったのも勤める理由の一つになったのかもしれません。笑

 

(あとは、うまくいかなければやめたらいいなと

思っていたのも大きいと思います。

何かしら向いている、やりがいを感じる、面白いところがある、

そんなところがあるから続けていられるのだと思います。)

 

僕の身の上話はこれぐらいにして、

企業主導型保育園での仕事の中身をお話ししていこうと思います。

 

企業主導型保育園は認可外保育所で、複数の企業との提携があり、多様な働き方の保護者の保育が行える…etc、etc

と行政的な決まりなどは以下のリンクから確認していただけたら良いかと思います。

 

 

きまりや制度は、まあなんとなくわかったから

実際、公立園や私立園とどう違うの?

というところをお話ししていきます。


【企業主導型保育園での仕事とは】

1.保育の中身自体は大きくは変わらない

2.保育の仕事だけではない

3.色々な新しい仕組みが作れる

4.利益が求められる

 

この4点がわかりやすく特徴としてあげられるかと思います。

具体的に1つずつどういうことなのかを解説していきます。

 

 

1.保育の中身自体は大きく変わらない

まず、保育士として一番気になるかなあと思うのが

実際に行う保育はどんなふうに違うのか、というところです。

これは大きくは変わりません。

子どもを受け入れ、部屋で過ごし、体操や歌を歌って、おやつを食べ、好きな遊びをしたり

何かの製作・活動をして、お昼ご飯を食べ、午睡をしたり、またおやつを食べ、

お迎えが来るまで遊んで過ごす。

と一般的な保育施設と流れは大きくは変わらないです。

 

 

違うところは?というと、僕が行っている園の場合の話ですが、

〇〇教室みたいな習い事のような時間が週に2,3回あります。

また、これはもっと増やしていこうという考えで進められています。

今具体的にあるのは、英語教室と体操教室で

これから始まっていく水泳教室・ダンス教室も進められていきそうな感じになっています。

そんな風に色んな特色を出して、自保育施設独自の”売り"を作っていこうというのが

大きな狙いの一つになっています。

 

 

このような公立ではあまり内容なその園独自での特色というものを

色濃く打ち出すのが企業主導型保育園での大きな違いかと思います。

残念ながら僕は私立保育施設ではアルバイトでしか勤務したことがないので、

詳しくはわかりませんが、私立でもその園独自での売りは作るようにしていると思うので、

体制的には私立園の運営方針に近いものになっているのかもしれません。

なので、私立園での勤務経験がある方は違和感少なく勤務することができるかと思います。

 

 

 

2.保育の仕事だけではない

2つ目にあげられるのが、保育の仕事だけではなく、

保育に必要なものを用意するのも、園長先生や主任先生、事務員さんが用意されていたものが、

自分たちで用意する必要があったりするのです。

それはまだ僕のいる園が職員の人数が余るほどにいないからかもしれませんが。

 

 

そういった理由もあるためか職員一人ひとりの仕事の幅は広く、

保育士であっても事務員のような仕事をすることもあれば、

作ったビラをポスティングに行ったりすることもありました。

公立の保育所なら100%ありえない仕事ですが、

企業でしかも立ち上げの時に入ったのもあるとは思うのですが、

保育士としては経験出来ない経験が出来て、僕にとっては楽しい経験でした。

一般社会・一般企業の働き方などを半年ほどしか経験したことがないので、

少し懐かしい感じや新鮮な感じを感じながら仕事をしていました。

 

 

事務員の仕事的なものは書類作成であったり、職場でのルールを考えたり、

必要な備品を購入するために備品を購入しても良いかを聞く、保育士には聞き馴染みのない

稟議書という書類を書かなければいけないというのも今回初めて経験しました。

余談ですが、他の先生方は結構この稟議書を書くのに苦労されていますが、

必要な理由、どうしてこれを選んだのか、これを導入することによって得られる効果、

などを端的(明確に)書いていけば、そんなに難しいことでもないように

感じるんだけどなあ…と思ったり。。。笑

 

 

なので、保育の仕事に専念したい!!保育以外の仕事はするつもりない!!

という人には、少しギャップがあるかもしれません。

かえって僕みたいに保育以外の仕事もしてみたい、やってみたいと考えている人には

こちらの方が面白みがあるかもしれません。

そういった方は少ないかもしれませんが。笑

 

 

3.色々な新しい仕組みが作れる

3つ目には色々な新しい仕組みが作れる、というところが

良いところであり悪いところであるのかなと思います。

公立園では周りとの統一・統制が敷かれるため、

大きく変わったことはできないです。

公立は公平であるが故に、他の公立と違う特色を持つことできません。

少しは特色を持つこともできるのですが、それを大きく打ち出したり、

どんどん作っていったりするということができません。

 

 

(そうすることによって、特色のあるどこかの公立園に預けられることの

需要が集中してしまうことがないようにするためですね。)

 

 

ですが、企業主導型の保育所はそういった心配をする必要がありません。

むしろ、そういった特色をどれだけ作っていけるかというところが勝負になってきます。

他の園と同じことをやっていたら、その園にこだわる必要はないわけなので、

企業型というところの強みが無く、入ってくれなくなるわけです。

つまり、他の園との差別化をいかに計れるかが鍵になってきます。

公立とはむしろ真逆の立場になっているのが面白いですね。

 

 

今の園では保護者の負担を減らし、様々な保育活動内容(英語や体操など)を

充実させていき、他園とは違った特色を持とうとしているところです。

その中には、僕が提案したものも取り入れられたりしています。

自分がやってみたいことやこんなものがあったら面白そうだ!ということも提案して、

取り入れられたり(もちろん却下もあります)して、

まさに仕事を自分で作っていっている面白さをというものを僕は肌で感じています。

 

 

また、企業が作っている保育所ということもあり、業務は効率的にスピーディーに

進めることが求められています。そのため、紙では無く電子データで

記録は基本的に進めていき、紙媒体で保存することをできるだけ減らす、など、

ある意味では古い慣習が捨て切れていない紙で記録は取らないといけないなどの

保育現場での非効率性を排除していき、職員の負担ができるだけ

少なくなるような体制を作ってもいきやすいです。

 

 

なので、新しい保育・教育、園での新しい生活の仕方などを

自分が考え保育の中で展開させていきたいと考えている人には

ピッタリな環境になるかもしれません。

 

 

逆に今まで通りの保育や大きな変化を好まない人には、

公立園や長く続いている私立園の方が、体制は今までの風習があるはずなので、

大きな変化はなくある意味では穏やかな保育生活を送れるのかなと思います。

 

 

4.利益が求められる

4つ目も保育士からするとなかなかギャップがあるかと思うのですが、

利益を求められるという点ですね。

公立では、税金を元に運営がなされているので、上限が決まっているとはいえ、

予算があり、園として収益が出るようになる必要性というものは求められません。

ですが、企業型ということで自分たちで利益を生み出していかないと運営できません。

そのため利用者が増えるような体制を作っていくことを求められます。

 

 

そうしたところで、

子どもたちの成長にとって大事なもの、必要なもの、だけでなく、

お客さんが興味を示しそうなもの、良いなと思いやすいであろうものも

必要になってきます。

それらのどこに優先度を置くかというのが、

役職や立場によって考え方が違ったりして、

ギャップが大きかったりします。

 

 

そういった点で納得がいかない部分もあったり、衝突する場面も中にはあります。

ここでの衝突は必要なものなので、これを単に喧嘩になってしまう、

感情のぶつかり合いだなどというように捉えない方が良いです。

そういった機会を重ねることで相互に理解を深めていき、

互いの考えのギャップを埋めていけば良い方向へ向かっていけると思います。

 

 

また、収益を意識することにより色んなことを考えながら

仕事をすることにもつながるのではないかと思います。

制限がある中であれば、その制限の中でうまく回していく方法を

試行錯誤して進めていくので、制限が少ない環境にいるよりも

頭を働かせる良い機会になるのではないでしょうか?笑

 


ということで、今回は企業主導型保育園に勤務している

僕の感じる他園との違いについて語らせてもらいました。

違いはありますが、悪い違いではなく、面白い違いだと僕は感じています。

また、これからの社会ではこういった特色ある保育・教育施設が大事になってくると

僕は考えます。また、需要としてもどんどん増えていくことでしょう。

もっとたくさん増えていく、増えていくようになっていくと思います。

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